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次世代低GWP冷媒の実用化に向けた高効率冷凍空調技術の開発(レポート・イベント・ツール等)

2026年9月4日

更新情報
2026年9月4日
  • ・プロジェクトの2023~2025年度の中間成果をまとめた「プログレスレポート(全7冊)」を公開しました。
  • ・NEDO「特別講座」特設Webサイトを開設しました。
  • ・第64回新産業技術促進検討会シンポジウム「NEDO『次世代低GWP冷媒の実用化に向けた高効率冷凍空調技術の開発』プロジェクト進捗報告会」を9月16日に開催します。告知・参加登録ページが公開中です。

冷凍空調分野では、キガリ改正によるHFC冷媒の段階的削減や2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、温暖化影響の小さい次世代低GWP冷媒への転換が求められています。しかしながら、次世代冷媒には性能や安全性、機器適用に関する技術的課題があり、その実用化・普及には多くの知見の蓄積が必要です。そこで、「次世代低GWP冷媒の実用化に向けた高効率冷凍空調技術の開発」プロジェクト(2023年度~2027年度)では、家庭用・業務用空調機器や冷凍冷蔵機器を対象として、次世代低GWP冷媒の実用化に必要な基盤技術の確立と機器開発を進めています。

本ページでは、本プロジェクトにより得られた成果を、より実用性の高い技術資料やツールとして取りまとめ、随時公表していきます。目的に応じてご活用ください。

「次世代低GWP冷媒の実用化に向けた高効率冷凍空調技術の開発」プログレスレポート(全7冊)

本プログレスレポートは、2023年度~2025年度の前半期間に、本プロジェクトにおいて得られた研究開発成果や技術的知見を取りまとめたものです。低GWP混合冷媒の開発・評価、安全性評価、要素機器開発、対応機器の実証などを通じて得られた成果を整理し、今後の技術開発や社会実装に向けた方向性を示しています。プロジェクトの背景や成果をわかりやすくまとめた「概要版」と、研究開発内容や評価結果、今後の課題・展望などを詳しく整理した「分冊」(6冊)を掲載しています。各分冊の構成は以下のとおりです。

  • 概要版 第1分冊から第6分冊までの概要集
  • 第1分冊 プロジェクト概要版
  • 第2分冊 冷媒グループ:低GWP混合冷媒の特性評価
  • 第3分冊 安全グループ:混合冷媒に対応する要素技術開発
  • 第4分冊 機器グループ:低GWP混合冷媒の安全性・性能評価
  • 第5分冊 評価グループ:低GWP混合冷媒のシステム評価手法開発
  • 第6分冊 補助事業:低GWP冷媒の対応機器の開発

本プロジェクトを通じて得られた成果が、低GWP冷媒の安全な商業化と国際標準化を加速するとともに、空調・冷凍分野の脱炭素化およびHVAC産業の持続的成長に向けた技術的知見の共有と、今後の研究開発の一助となることを期待しています。

プログレスレポートイメージ

●概要版 ダウンロード
初めて本プログレスレポートをご覧になる方は、こちらをご一読下さい。
NEDO冷媒プログレスレポート概要
●第1分冊「プロジェクト概要版」ダウンロード
第1分冊_プロジェクト概要版
●第2分冊「冷媒グループ:低GWP混合冷媒の特性評価」ダウンロード
第2分冊_低GWP混合冷媒の特性評価
●第3分冊「安全グループ:混合冷媒に対応する要素技術開発」ダウンロード
第3分冊_混合冷媒に対応する機器要素技術開発
●第4分冊「機器グループ:低GWP混合冷媒の安全性・性能評価」ダウンロード
第4分冊_低GWP混合冷媒の安全性・性能評価
●第5分冊「評価グループ:低GWP混合冷媒のシステム評価手法開発」ダウンロード
第5分冊_低GWP混合冷媒のシステム評価手法開発
●第6分冊「補助事業:低GWP冷媒の対応機器の開発」ダウンロード
第6分冊_低GWP冷媒の対応機器の開発
<一括版>
●プログレスレポート(全7冊)ダウンロード
プログレスレポート_全7冊

補足情報

【事業名】

次世代低GWP冷媒の実用化に向けた高効率冷凍空調技術の開発(P23001)

【実施年度】

2023年度~2027年度(5年間)

【研究開発の目的・目標】

2022年度までに実施した事業では、低GWP性を有するHFO冷媒の基本的な熱物性値とサイクル性能等のデータが収集され、HFO冷媒の欠点である自己分解反応を抑制する手法についても一定の知見が得られている。

しかしながら低GWP、安全性、機器に適用した場合に現行と遜色のないサイクル性能、の全てを具備する冷媒は見つかっていない。本事業では市中冷媒ストック量の多い家庭用空調機を対象とした実装可能なHFO混合冷媒候補を早期に絞り込むとともに、熱交換器、圧縮機など、HFO混合冷媒に対応した要素機器の開発に資する基盤技術の開発(伝熱促進技術、圧縮特性の解明等)、および安全性や環境影響の評価を行うモデルや評価手法などの開発を行う。また、以上の知見を基本として、業務用冷凍空調機等、HFO混合冷媒に対応する要素機器及び周辺機器技術開発の加速化を図る。

アウトカムとしては、安全で低GWPの次世代冷媒に対応した新規冷凍空調機器が2030年頃より上市されることによって、モントリオール議定書キガリ改正における日本のHFC生産・消費量削減目標(2036年までに85%削減)に貢献するとともに、代替フロン分野における2050カーボンニュートラル達成に向けた道筋をつける。

途上国におけるキガリ改正の削減義務が厳しくなる2040年代(2047年までに85%削減)に、日本発の技術が普及することによって、途上国のHFC削減目標達成及び日本企業の世界市場におけるシェア拡大に貢献し、次世代混合冷媒の市場規模630億円の拡大を目指す。

【研究開発組織】

本事業は、委託事業(基盤研究)と補助事業(実用化開発)を組み合わせた二層構造を採用している。委託事業では、技術領域ごとに下図のように4つの研究グループが設置されている。補助事業を実施しているのは1社である。

【プログレスレポートの著作権について】

本プログレスレポートに掲載されている文章、図表、画像、およびその他の著作物の著作権は、すべて新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)に帰属します。法律で認められた場合を除き、著作権者の事前の書面による許可なく、本プログレスレポートの一部または全部を複製、転載、改変、再配布することを禁じます。

【プログレスレポートの免責事項】

本プログレスレポートに掲載されている情報は、執筆時点における正確なデータや技術的知見に基づき作成されていますが、その完全性、正確性、有用性について保証するものではありません。本プログレスレポートの情報に基づいて行われた行為、およびそれにより生じた損害や不利益について、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)および事業者は一切の責任を負いません。

「NEDOプロジェクトを核とした人材育成、産学連携等の総合的展開/次世代低GWP冷媒の実用化に向けた高効率冷凍空調技術の開発に係る特別講座」特設Webサイトの開設

本プロジェクトでは、研究開発の活動に並行して、人材育成および国際標準化に向けた知的基盤の整備を目的として、2025年11月から特別講座(調査事業含)を実施しています。欧米を中心とした各国の冷凍空調技術に関する基幹技術・先端技術の動向や、冷媒・機器を取り巻く国際的な政策、規格・標準化動向などについての情報提供を通じて学ぶ機会を提供します。

このたび、本特別講座にかかる特設Webサイトを開設いたしました。本Webサイトでは、特別講座の開催案内や講演資料、関連情報等を順次掲載します。冷凍空調分野の研究者、技術者、学生をはじめ、次世代冷媒や国際標準化に関心をお持ちの皆様にご活用いただけますと幸いです。

特設Webサイト

第64回新産業技術促進検討会シンポジウム「NEDO『次世代低GWP冷媒の実用化に向けた高効率冷凍空調技術の開発(P23001)』プロジェクト進捗報告会」開催(9月16日)

本報告会では、プロジェクト参画機関の研究者・技術者がこれまでの研究開発成果と今後の展望を紹介するとともに、業界関係者を交え、次世代冷媒および冷凍空調技術の最新動向について発信します。冷凍空調機器メーカー、部材・素材メーカー、エネルギー関連企業、研究機関、行政機関など、多くの皆さまのご参加をお待ちしております。

  • 日時:2026年9月16日(水)10:00~17:30
  • 主催:モノづくり日本会議、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
  • 開催形式:リアル開催 および オンライン開催
  • 参加費:無料(事前登録制)

プログラム、そのほか詳細は、以下のリンクよりご覧ください。

日刊工業新聞社「モノづくり日本会議」

その他ご参考資料(前プロジェクト関連資料等)

問い合わせ先

サーキュラーエコノミー部 フロン・水チーム
問い合わせフォーム